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自邸への想い 4 敷地について

計画するにあたり、正確な敷地の形状を把握しなければなりません。
そのため、現況測量を実施。
土地の大きさだけではなく、既設建物やブロック塀などの位置、敷地内外の高低差、隣地建物の位置、道路の幅など詳細調査測量をしてもらいます。

ここで、ポイントとなるのが『隣地建物の窓の位置』です。
建ててから、窓を開けたらお隣の家の窓が目の前・・・
なんてことになりかねませんから。



現況測量調査は、あくまで現況の敷地状況を把握するための調査・測量であり、土地の売買等で必要な境界確定測量とは違い値段も安価。
現況測量調査費用は約5万円程度で出来ます。


自邸への想い 3 土地について考える

家を建てる決意、そして資金計画を立てたところで今度は土地について考えます。
実は私が結婚した翌年に近所の方より、事務所の西隣に土地を譲っていただけるお話をいただいており、南東2面道路の角地、事務所の隣、申し分ない条件でした。
奥さんの理解もあり、購入を決めました。


南6.0m、東4.0mの2面道路


自邸への想い 2 資金計画について考える

資金計画

家を建てる時期が決まって次に考えなければいけないこと。

それは『資金計画』 そう、予算です。

あなたの理想の家がいくらで建てられるか・・・ なんて検討もつかないはず!
そこで、私は 『月々いくらなら 返済できるのか』 を最初に考え、その予算の中で出来る自分の理想を形にしようと言う『資金計画』です。


私の場合、アパートの家賃代までなら、無理なく返済できると考えてローンを組みました。
30年間。 69歳まで・・・
(T_T)

そこで忘れてはいけない重要なことが、住宅の建築費用には含まれない『その他の諸経費』です。
それは一般的に下記の物が考えられます。

  • 近隣挨拶用の品物代
  • 地鎮祭・上棟式の費用
  • ローンや確認申請などの印紙代
  • ローン保証料
  • 上下水道負担金
  • 土地建物の登記費用
  • 火災・地震保険料
  • 固定資産税などの税金
  • 引越し費用
  • 家具や家電の購入費

これらは土地から購入する場合や条件により異なりますが、150~300万円くらいは想定しておいた方がよいでしょう。(私は200万円を想定しました。)

したがって、家を建てる=『住宅の建築費用』+『設計監理費』+『その他の諸経費』

この合計金額を想定し『資金計画』をたてました。

次回は『土地について』書こうと思います。


自邸への想い 1 家をたてるタイミングとは?

新町の自邸も2015年3月に完成し1年が経ちました。
自邸ができるまでの『想い』を振り返りながら書いていこうと思います。

家をたてるタイミングとは?

子供が小学校へ入学するまでには・・・
だいたい、設計の相談を受ける方の中で一番多い理由です。
私も同じ。
子供を育てる親として、子供のことを一番に考えます。

それまで住んでいたアパートも事務所から徒歩15分程度。
小学校区も同じなので、長男を転向させるようなことはなかったのですが、それでも登下校の分団は変ってしまうため、タイミングとしては入学前まで。


あと、ひとつ。
会社のモデルルームとして活用したい。との想いもありました。
建築相談をいただく方から『設計事務所へ連絡するのは勇気がいる』っと言われ続けていたし、『ハウスメーカーのような展示場があれば、もう少し気軽に相談できるのに・・・』とも。

これが自邸を建てようと決意した理由です。

次回は『資金計画』について書こう思います。


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